総量規制と銀行カードローンの関係

近年の総量規制においては消費者金融や信販会社、クレジット会社での利用が規制の対象となっています。消費者金融などの利用者では、返済が滞ってしまい多重債務者になってしまうケースが増えています。これを受けて当局では多重債務者などを減らすためにも、総量規制を掛けて利用者の保護を行っています。しかし、今回の規制は銀行カードローンは対象外となっている特徴が出ています。銀行カードローンは、消費者金融などのローンよりは貸し出し金利が低くなる傾向があるために規制の対象外となった可能性があります。また、銀行では他の金融機関での借り入れがある場合には、カードローンの審査が通らないといった審査が厳しくなっている点が挙げられます。そうした信頼性から、銀行カードローンは総量規制対象外となっていることが考えられます。その結果として、銀行カードローンは今回の規制である年収の3分の1までの融資以上に貸し出しをすることが可能となっています。しかし、銀行では年収の40%程度までしか貸し出しを行っていないのが現状としてあります。銀行が年収の3分の1を大きく上回る貸し出しを行ってしまうと、信用力の低い人が銀行カードローンへ集まってしまうことが起こり兼ねないからです。また、大手の銀行では傘下に消費者金融が存在していることが多くなっています。そうした子会社の消費者金融に対する業績の影響が出ないようにすることも、借り付けを増やさない理由になっている可能性があります。